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- これまでのつま先立ちと足部について足部の関連ページまとめ
- 体の重み
- 継続すること
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足部強化のためにと、つま先立ちを始めて1年近くになってきました。今回はつま先立ち実践を320日間行っての私の体の変化を書いていきます。
なお、この時点で2022年が終わり、毎日のつま先立ちも一旦終了。新年は心機一転で【足半を履く時間を増やして足部強化】【太極拳による体全体の強化】を行っていきます。
つま先立ちの注意点
今まではつま先立ちのメリットばかり書いておりました。デメリット以上にメリットがあることでのつま先立ち実践なのですが、デメリットとしては、
- はじめのうちは、ふくらはぎが疲れてツラい。
- つま先立ち以外の何かをしながらでもよいのですが、30分間は踵をつかないために、他の作業に集中できない。
- 単調(つまらない)と感じやすい。・・・などです。
あと付け加えておくと、つま先立ちを通して足部の重要性を主張しているわけですが、気をつけていただきたいことは、「全身の各部位のなかで、足部だけがエライのではありません。」
私も含めての現代人では日常生活のなかで頭を使っていることが多く、全身各部では頭部優位となっています。本来は全身各部が均等に使えたり、意識できることが理想です。そのために、全身のなかで相対的に感覚が薄れている足部を鍛えましょう、という意味です。
320日行った体の変化
そして、ようやくつま先立ちを320日実践した体の変化についてです。
- 下腿には脛骨と腓骨があるのですが、それぞれが動くようになった(互いに捻れる)感覚です。「膝文字」というと立位で膝を曲げた状態から、膝を回したりして(膝の位置を動かして)空間上に文字を書くのですが、脛骨と腓骨が捻れ合うことで、膝の動きがスムーズになりました。スキーがうまい人の膝下の動きが滑らかな感じですね。膝関節を捻らないので、膝の窮屈感もありません。
- 足の指全部が地面を掴んでいる感じで、足裏の接地面積が広がりました。小指の感覚もしっかりとあって踏ん張れることで、外重心になることを防ぐようです。そのため、ただ接地面積が広いだけの安定感でなく、指も機能することで、自然と体の重心が下がり、でも体は潰されていない(伸びている)感じです。
- 体の土台として安定感が増したことで、肩に入ってしまう力もすっと抜けます。力の入るところは下腹部と足部ですが、ただし無駄に力が入っているのではありません。
つま先立ちを実践してみて
よく「自分を変えるには」と自己啓発やビジネス書に書かれていますが、「行動する」ことが重要なのですね。”机上の空論”でなく行動しているなかでわかることがある、そうして行動や知識をアップデートしながら自分のものにして、自分を高めていく。
そして、頭パンパンの頭でっかちになりがちな現代の生活ですが、考えたら考えた分動くことも大事です。(行動する)
モチベーションがあるからやるのでなく、「やっているからモチベーションがついてくる」といいます。今回はつま先立ちを行ってみましたが、正直いうと、ただつま先立ちしていることは、つまらないですよ(笑)。
しかし、何をきっかけにしてもよいと思いますが、いろいろと行動してみることから、体への興味だけでなく、そこから派生していろいろな世界を知っていけると、毎日の生活も楽しくなったくるのでしょう。
いろんなことへの興味が、結果としてやりたいこと(私なら整体)にも活きてくるのです。また、体を勉強しても知識ばかりの整体師でなく、私自身がよい体の感覚やイメージを持ち、よい方向に患者さんを導けるようでありたいです。
まとめ
「自分を変えたいということは、今までとは違う自分になるということ。今までのようにしてても、今までのまま。」という言葉をきいたことがあります。
足部強化という点では、つま先立ちを行ってみるのはオススメですし、また、体のことでなくても、面白そうだと思ったことをどんどん行動していけるといいですね。
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