“身心一如”という言葉がありますが、簡単にいうと身体と精神はつながっているという意味です。そういったつながりについて、もっと知りたいと思うのですが、
そこで、「不動智神妙録」は剣術での身体の使い方を通じて、禅(心の在り方)を説いた書物ですが、今までに私が勉強してきたような”思考法”も書いてあり、復習も兼ねて不動智神妙録の一部ですがまとめてみます。
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・「今この瞬間の出来事に意識を向け、その善し悪しを判断せず、ただ今を観ているだけ」というのが”マインドフルネス”です。
何か一つにこだわってしまうと、心の中で次から次へと同じ考えや思いが繰り返され、また心は過去や未来へとさまよってしまいます、このことはストレスの原因ともなり、マインドフルネスにあること(無心・無我)はストレスを低減させます。
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・「部分にとらわれるな」・・・部分にとらわれると全体が機能しなく(見えなく)なります。部分に固執せずに全体を俯瞰する視点が重要です。
例えば、何か問題が起きたとして、その問題は問題として目の前に現れていますが、それを生み出している原因(本質)はすべてが目に見えるとは限りません。
本質を見極めるためには、偏った見方や考えに染まらずに、全体を俯瞰しなければなりません。
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・武術では、いくら心を鍛えても身体的な術が未熟であればヤられてしまい、また身体的な術を鍛えても心が未熟であればやはりヤられてしまいます。
仕事など日常に当てはめると、考えずにただやみくもに行動するのは決して有効とはいえず、しかし理屈ばかりで実行しなければこれも意味がありません。できる人というのは、考えをもって自ら行動する人のことです。
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(参考:「禅僧沢庵 不動智神妙録」湯川進太郎著)
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