出すことのはなし

私ごとですが、ここ数日は下痢が続いており、そこで排泄について振り返ってみようと思います。そのため今回のタイトルの出すとは、排泄(便)のことです。

便通がよくないと、体は疲れやすくなってしまいます。もともと腸は、食べたものからじっくりと時間をかけて栄養を吸収してくれます。しかし、便が滞ると、腸のなかで腐ってしまい(腸内腐敗)、その腐ったものを腸が吸収してしまいます。

栄養を吸収しようとしていたのに、毒を取り込んでしまう、ということです。そして、毒を処理するために、体はかなりの体力を消耗します。

そのため、排泄状態がよくないことは、体内では毒との戦いとなり、寝たりと体を休めても疲労回復どころではなくなってしまいます。これが慢性疲労につながります。

また、食べたら排便がある、という人も多くみられます。しかし、食べたら出るというのは、腸の内容物を食べた分だけ押し出すようなものです。例えるなら、注射器のように押し出しているだけです。

自然な排便の場合、腸が自らの働きで内容物を搾り出そうとします。何日間か断食した人(食べていなくても)、しっかり便は出るようです。便が出ているから健康である、ということではないのですね。

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ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。