吸い込まれる恐怖

先日に自然浴をしに山へ行ったときに、ダムにも行きました。そこでダムの広い貯水池を見下ろしていたのですが、体が池に吸い込まれるような”こわさ”を感じたという話です。

池を見ていて少しでも気を抜くと、体が池にもっていかれるのではないか、という感じで、足も浮いてしまっていました。ジェットコースターに乗っているときの内臓が持ち上げられるような感覚に近いものもありました。

こうした感覚はダム以外でも今まで感じたことがあり、
・空をみていると、空に吸い込まれそうだったり、空に襲われそうだったり、
・高層ビルを見上げていると、ビルが自分のところへ倒れてきそうに感じたり、
・高いところから下をみると、下に体が引っ張られるようだったり、です。

このような体感から調べてみると、限局性恐怖症(特異的恐怖症、単一恐怖症)というのがあるそうです。限られた特定の状況、環境、対象に対して恐怖や不安を感じる症状ということです。

具体的に症例が多かったり、よくきくと思われる症状は、
・動物恐怖…ヘビなどに恐怖
・高所恐怖…高いところにいることの恐怖
・閉所恐怖…エレベーターなどの閉鎖空間がこわい
・先端恐怖…針やシャーペンなどの先のとがったものがこわい、などです。
パニックになるなど症状がひどい場合には、精神科で治療することが多いようです。

私の場合には、パニックになるほどではありませんが、むしろ普段感じないような体の感覚を楽しんでおります。
当ブログのトップページの写真を”空”にしておりますが、ブログ開設時に画像を決めようとしてたまたま空をみていたら、その時にそうした感覚になったからです。

そうした感覚をもつ人もいるんだなとか、自分自身の実感としても理解することの一つになればよいと思いました。

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ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。