疲労を溜めない体や寝て回復できる体というのは理想です。動いたらしっかり休むことは大事ですが、普段忙しい人は、休もうと思うこともなく動き続けてしまうようです。
そこで意識的に”小休止”を仕事の合間に取り入れられるといいですね。小休止とは、【飲み物を飲む】【トイレにいく】【たばこを吸う】【深呼吸をする】【気分転換】などで、一時的に行っている作業から手を離して少し休むものです。
人間の集中力は45~90分とされていますが、体力にも限界はあり、働き続けるというのはできません。しかし、仕事であれば一日何時間とも働き、そしてよいパフォーマンスを発揮したいわけで、そのためにも小休止を挟みながら仕事に向かうのです。
ここで重要なのが、”休むときは疲れる前”です。多くの人は疲れたから休むのですが、疲れたとなるのは、体からしたらすでに限界に近づいていたりしているのです。それでは小休止しても休めた感じにはなりにくいです。
疲労が溜まっていては、なかなか仕事のパフォーマンスも上がらず、むしろ下がり、ミスが続くようになると、さらに仕事量が増えてもしまいます。また、接客業の人では、イライラしたままの無愛想な接客にもつながり、店の印象が悪くなったり、お客さまに嫌な思いをさせてしまいます。
以前の私は、よく眠れて朝に出勤してから、勤務時間の前半は調子よく仕事ができていましたが、よく眠れていても日中の疲れは出てくるわけで、後半には何かあったというわけでもなくイライラしてしまうことがありました。そして本来やりたいような仕事ができなくなっていたのですね。
それから何年か経ってはいますが、今は施術の合間に小まめに小休止を取るようにしています。頭も体もリセットされ、次の施術に落ちついて入ることが出来ています。
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