施術を受けている方だと、体に不調があったり、違和感を感じたり、左右差が気になるという人も多く、自身の体に目を向けることは、とてもよいことだと思います。
そういった体に歪みのある状態では、筋肉の使い方をみると、ある部分の筋肉は使えているが、別のある部分は使えてない、といった偏りがあるものです。(立つ・歩くの基本動作でも、すべての筋肉が均等に使えているというのが理想です。)
そのために、”いい体”になるには、筋肉の使い方に差が出ないような体にしていきたいのです。
そこで、使えてない筋肉を使えるようにするために、筋トレをしたりストレッチをするわけですが、なかなか使えるようにはなってくれません。
というのも、使えてない筋肉が脳のなかで”無いもの(存在を忘れられた)・必要のないもの”と認識されてしまっている可能性があるからです。(組織が死なないほどの血液循環はあります。)
そのため、筋トレをしても、使えてない筋肉は使えないままで、使える筋肉ばかりを鍛えてしまうのです。(例えば、ランニングで普段使っている前もも・外ももばかりが発達して、後ろももや内ももはなかなか鍛えられない、といったことです。)
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施術では、こうした”無い・抜けている”感覚を入力して体に覚えてもらって、体が変わるきっかけとなるようにもしております。
本日の施術を受けられた患者さんは、今までの状態のなかでの体が動く・動かないを敏感に感じられる方でしたが、施術で新しい感覚を得られたようで、さらに自身の体に興味をもったようでした。
(関連:機能回復(内転筋))
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