目標をつくる

前回の記事(ナンバ歩き(体軸))で体の軸ということに触れました。軸という支えがあるから、体は安心して余計な力を入れる必要がなく脱力できたり、ムダな体力/エネルギーを消耗せずに済む、ということでした。

これは体の軸についてですが、今回は思考の軸の話です。ここでは思考の軸=目標をつくる/持つ とします。目標という軸があるから、やることへの集中力が高まったり、成功に近づいていく感じです。

そうした結果、体の使い方もその目標に向かうというか、焦点が合ってくる感覚になります。目標という軸に対して、体もそれに合ってくるイメージですね。そこで体の機能も活性化していくことになります。

逆に目標がないと、体はうまく力を抜ききれなかったり、何となくの焦点が合っていないような感覚の体の使い方となってしまいます。

ちなみに目標は、【今日やること】【今月やりたいこと】など近い目線の目標で十分です。何年後とか将来とかの目標となりすぎて、それがはっきりとしないあやふやな目標であれば、軸感という感じが出ません。

目標とはたどり着くべき目的地のようなものです。目標を設定せずに物事を進めていくというのは、目的地を決めずに歩き続けるようなものです。何を目指すのかが分からないままでは、何をやっても正しいのか間違っているのかわかりません。

これは体の使い方についても、基準がなければ、正しく使えているか否かが分からないといえます。体をいろいろと使っていくなかで、体を理解していくことにもなるのですね。

ここでは目標の作り方についての話はしませんが、目標を設定できれば、

  1. モチベーションの維持
  2. 達成感を得られる
  3. やるべきことの明確化
  4. 前向きな思考
  5. 将来像も見えてくる

のようなことにつながります。

目標を持つことで、それから行動することも重要ですが、いろんな経験を経て、自身の成長につなげられたり、また自身の体もアップデートしていけると理想ですね。

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参考:ピポラボ https://www.cydas.com/peoplelabo/mokuhyo_settei/

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ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。