体が安定感をもつには、足部のしっかりとした働きが重要です。
動物はつま先立ちをしているらしいです。少なくとも大学時代の研究でみた、ネズミはつま先立ちでした。体の大きなゾウでさえもつま先立ちで、かかとにみえるところは脂肪のかたまりらしいです。
ということで動物から学び、私もつま先立ちになろうと思い、今回は足部のことについて書きます。
足部の役割
かかとをついていると、足首の動きに頼ってバランスを取れます。しかし、つま先立ちをすると、足首の動きが少なくなるため、足部と下腿(膝から足首)の一体感が出ます。
足部のはたらきで、体を支える以上に重要なのは、体を持ち上げること・クッションとしての役割です。
この役割を果たすには、足部の骨や筋肉だけだと弱いため、下腿の力も必要です。そのために、足部と下腿の一体化させたいのです。
膝から下には多く骨があり、下腿には2本の骨、足部には26個(小さい骨も入れると28個)の骨があります。
ということは、関節の数も多いことになり、いろいろな動きもできて、足首だけの動きより、膝下は地面の凸凹の状況に合わせられるということです。
足部がしっかりと機能していないと、足部(体の土台)の不安定となり、
- 膝の関節が捻れて、膝が痛んだり、
- 体の上位の部位でバランスを取ることによる、腰痛・肩こり
などにつながります。
足部の機能向上には、まず力の起点となる足指に体重をかけることが重要です。
これから、つま先立ちを実践していこうと思います。
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