足の強さの話2

前回(足の強さの話)の続きで、本「魔女トレ」を読んだことから、今までの足部の復習を兼ねて書いていきます。

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・足がしっかりと地面を押せていると、お腹(丹田)に力が入ります。そして身体の安定感・全身の力が抜け軽くなる感覚・体の中身は密度が濃くなるような充実感となります。(お腹の充実感)
姿勢も自然と胸がはり、肩が落ちて、背筋がすっと伸びるようになります。

・足の5本の指にはそれぞれ役割がありますが、そのなかでも親指・母趾球が地面を押せていると、内転筋など身体の内側のスイッチが入り、このことも体の安定へとつながります。

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日本古来の考えでは、”足の機能をいかに活かせるか”とされ、足の指先に力が入る草履(ぞうり)や足袋(たび)といった履き物があります。(足を守るべきとするのは、欧米的といったりしますが、それによって靴の技術が発展しました。)

指先を起点に全身に力が伝わり動けることは、全身の機能を正し、下半身の安定は体自体の安定ともなります。

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理想は足を手のように器用に使えることです。そのように足部の繊細で複雑な機能を使える体となれれば、そこから全身の機能も活性化し、あらゆる不調も解消できる、ということを目指していきたいものです。

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ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。