気功

私の目指すこととして「体本来の自然な働きを取り戻すことで、イキイキとした自然な自分や自然体となり、やりたいことができたりと、人生を楽しくしていきたい。」といった想いがあります。

先日、気功の本「はじめての気功 楽になるレッスン」(天野泰司著)を読みました。
気功というと、目に見えない気を発する、すごい、あやしいなどという方もいると思います。
しかし、私もそうでありたいな、というような気功での考え方が書いてありましたのでご紹介します。

・体のなかには、生命を保つための自然の働きがあります。呼吸、循環、栄養の吸収、排泄、体温を一定に保つ、発汗、眠る…です。また、誰かを好きになったり、子どもを育てたりと人間としてのいのちを支える働きもあります。

こうした自然の働きに気付き高めていき、その障害となる不自然な働きを減らしていきます。

・動いたら休み、休んだらまた動きます。身心の能力を高めるには、全力を発揮して動き、また身心を壊させないスムーズな動きをします。

そうしてしっかりと動くために、しっかりと休みます。しっかりと休むには、しっかりと動くことが必要です。緊張と弛緩のリズムが重要なのですね。

そして、リズムがよくなり自然とよく笑うようになると、より健康で幸福な生活が実現していきます。

・”身心一如“という言葉がありますが、身と心は一つのものとして働いています。身体が楽になると心が楽になり、心がゆるむと身体も元気になります。

身心の能力を高めていくと、身心は健康になり、仕事にも勉強にも生活にも十分な余裕が生まれ、幸福な生き方を選択できるようになっていきます。

・気功をしていると(体がよくなっていくと)、 身心のゆとりが増えていきます。そして、何かがふっと楽になる感じとなり、生きていく土台となる身体能力や精神力が復活し、身心が自由にのびのびと活動し始めた感覚を得られます。

・”人が自然に生きる”ことは、ただ好きなようにしているのとは違います。自らの体のなかに息づく動静・緩急のリズムを感じ、その波のような自然の働きに沿って思考し行動し休み食べ話し人とふれあい、エネルギッシュにもおちついたりもして、全てを全力で楽しむことです。

・”天真爛漫“とは、やわさかで、あたたかで、素直で愛らしく、生命力にあふれ、目がキラキラと輝いていることです。

・さまざまな健康法がありますが、「自分で健康をつくる」気持ちになると、本当の意味での健康を自らの手中に取り戻します。

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ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。