以前の記事で、”跳びはねる(ジャンプする)”ことで体を感じましょう、ということをアップしました(体を感じる)。簡単にいうと、ただその場でジャンプを繰り返すだけなのですが、足の着地の刺激が内臓や腕まで振動として伝わり、体を感じられるものです。
その記事を読んでくださった方や、施術中に同じ内容を話した患者さんで実践してくれた方に、
- ただジャンプするだけだから、ちょっとした時間の合間に行っている
- 体を動かすっていいなと思い、それから毎日歩くようになった
などと言われ、皆さん素晴らしく思います。
また、発達障害とされる方は、いろいろと情報が入ってきてしまうと、そうした情報を脳が処理しきれずに、パニックになってしまうそうです。最近聞いたところによると、そうなったときには、トランポリンでしばらく跳びはねていると、頭が落ちついてくる、という方もいるとのことです。
発達障害とされていなくても、あれこれ言われると起こりだす人、仕事を抱えすぎて集中できない人、やることすべてが空回りで泣きだす人、などいるわけです。
まあ、私たちの生活では頭を使いすぎて、頭がパンパンになっている人というのは多く、体への意識は薄れやすいので、跳びはねる(体を使う)のはとてもいいことですね。
感覚欲求…また、こちらの記事もよかったとの声をたくさんいただきました。これに関連するものとして、感覚刺激器具(商品名:ふみおくん)を知りました。これは、イスや机の脚につけるゴムバンドで、それを足で踏んだり掴んだりして子どもの感覚欲求に働きかけ、行動調整を行うというものです。
これまでの教育現場では、子どもの多動は”除去”することが多かったのですが、子どもの感覚に刺激を与えることで、気持ちを落ちつかせたり、集中させたりする効果が期待されています。また、発達障害の子どもの感覚への刺激としても有用とされます。(TOSSオリジナル教材 https://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=3790)
私は発達障害といわれたことはないですが、今でも人の話をじっと聞いていられないときがあります。立っていれば足踏みしたり、座っていればシャツの袖を掴んでいたり、とよくしています。
健康サンダルを履いたり、足裏でボールをゴロゴロしながらテレビを観たり、私の体も刺激が欲しいようです。逆にいえば、私の体は敏感な感覚の子どものように、自然な欲求を求めていて、またそれを満たしてあげられているのですね(笑)。
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