伸びる(実践)

朝起きたときやデスクワークなどで同じ姿勢が続いたときなど、普段から自然と”伸び”をしている方は多いと思います。伸びは猫など動物も行っているものです。

・身体を緊張させる伸び
筋肉への血液量を増やし、体を動かせる準備・戦闘態勢です。

・身体を弛緩させる伸び
血液の流れがよくなることでデトックス効果、局部の疲労を分散させることでリラックスします。

・気分転換に伸びる
一時的にイラッとしたときに、イライラを抑え気持ちを平穏に保とうとします。

さらに伸びというのは、全身を均等に伸ばすことで、同時に全身の身体情報が脳へと伝わり、脳は全身がいまどんな状態にあるかを理解できます。そして体を動かすための適切な情報・命令を送れるようになります。身体感覚のリセットということですね。

(特に動物は”生きるか死ぬか”に敏感であり、天敵からすぐに逃げたりと、体を動きやすくするために、自身の体の情報を把握していることは重要です。)

・簡単な伸びのやり方

身体を大の字にして寝ている状態から、
(朝目が覚めたときなどやってみてください)
足先、もも、手先、腕、背中、頭、首など全身をグーンと伸ばします。
一度力を抜き、再度行います。
理想は全身が均等に伸びることです。

何度かくり返していると、あくびをしたり、頭がスッとしてきたり、トイレにいきたくなったり、だるさが取れてきたりします。
朝だけでなく、気分を変えたいときなどでも気軽に行ってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。