今回はただ「お腹の音をきく」というものです。
普段、”内臓の働き”を感じられている人は少なく、お腹が鳴りはじめたら、その音に集中してみます。起きているより寝転がるとより集中できます。
お腹の音は、腹鳴ともいいます。空腹に近づき、腸が残った内容物を一掃しようと活性化するとき(伝播性消化管収縮運動<MMC>)に、お腹の音が鳴りはじめるとされています。
この状態は、胃腸が仕事を完了したという合図であり、これから胃腸は休み、身体はエネルギー満タンでハイパフォーマンスを期待できるときです。
しかし、ここで「空腹だから」と食事を摂ってしまえば、胃腸は休まりません。私たちは内臓によって生きているようなものであり、身体(運動器)は内臓状態に影響を受けています。胃腸(内臓)の疲れは、そのまま体の不調にもつながりやすくなります。
音もそうですが、ボコッと腸が動いたりもして、自然な体の働きを感じられますよ。
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