【人生の結果＝考え方×熱意×能力】
「能力」とは、健康な体、才能、適正などで先天的な要素が大きいものです。
「熱意」とは、”こうしたい”、”こうありたい”といった強い思いであり、自分自身で決められます。能力と熱意は、プラスの点数で評価されます。
「考え方」とは、人生を送ったり仕事をする上での心構えです。嫉妬/憎しみなどネガティブな考えの人は、マイナスの点数になります。前向きで素直などの考えの人は、プラスの点数となります。
この方程式は足し算ではなく、掛け算になっています。生まれつき才能に恵まれた人は、何もしなくても、普通の人より優位に立ち、普通の人は敵いません。しかし、普通の人でも前向きの気持ちで熱意に満ちた努力を重ねるほど、たとえ才能に恵まれていなくても、素晴らしい結果を生み出したり、人生を送れるのです。
逆に、たとえ優れた才能を持っていても、考え方がネガティブであれば、結果もマイナスになりうるのです。また、どれだけ努力しても、考え方自体がネガティブであったり間違っていれば、上手くいかなくなります。
ごく普通の能力しか持たない人だとしても、どうすれば大きな成功をなし得るのだろうか、ということから、この方程式が生まれました。
人生の結果というのは、私たち自身の手に委ねられています。そして、プラスにもマイナスにもなりうる”考え方”が自分の仕事や人生の成功/不成功にとても大きな決定力を与えるものです。
小さな歩みの一歩一歩が積み重なり、相乗効果を生み出していきます。日々の地道な努力が生む小さな成果は、さらなる努力を生み出す原動力となります。そしてこうした努力は、大きな結果をもたらすことにもつながっていきます。
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こうしたものは、ひとつの考え方ですので、「そうではない」と思う人もいるかもしれません。コツコツと努力するよりは、大きなホームランを狙う人もいると思います。
しかしホームランを狙うという大きな目標を持ちながらも、まずバットを振らなければいけません(行動)。小さなことでも踏み出してみて、ポジティブにできることを重ねていけるといいですね。
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参考:稲盛和夫著「成功への情熱」
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