足るを知る

先日、お店のガスが止まりました。ガス屋さんの復旧作業で夜には使えるようになりましたが、日中は水道からのお湯が出ずに、電気ポットで対応しておりました。

また数週間前に携帯電話の大規模な通信制限がありました。私は影響を受けなかったのですが、利用できなくなった人やそのショップはたいへんだったようです。(ちなみにショップへ行っても、今回の通信問題は解決できないとのことでした。)

ガス/電気/水道やスマホなど、ライフラインはあって当然の生活となっています。そこから例えばスマホのない生活にするような生活レベルを下げるというのは、とてもたいへんであるとされます。

最近きいた話では、家庭でウォーターサーバーを設置する人が多いようで、そうした人によるとウォーターサーバーのない生活には戻れない、と言います。

そうしたなかでガスが使えないや通信制限が起きたわけですが、復旧作業をしている人がいるなか、とてもイライラしてしまっている人がいるものです。イライラしたところで、どうしようもないです。「晴れた日に雨を降らせろ」と言っているようですね。

・・・

【足るを知る】

新しく何かを得ることで満たされるのではなく、今の状態で満足していることの意味です。人間の欲望は尽きないという前提に立ち、足るを知らない状態では、常に足りないものを追い求めるため、満たされることがなく、幸せになることができないということです。

「ありがとう」は”有り難う”とも書くことができて、当然のように有る/在ることでも、本来は有ることが難しいという意味で、そうした当たり前のことに感謝していきましょう、とされます。

また、足るを知るを、自分の現状を正しく把握し次の行動につなげるきっかけになる、とも言い換えられます。

・・・

人は他人のことをうらやましがったり、また悪いところがよく見えたりします。しかし、自分に目を向けてみて、内省/内観できることも大事で、そしていろんなことに感謝しながら生活できるといいですね。

そういえば、田舎の山に暮らしているあるおじいちゃんは、テレビもスマホもない生活で、私たちの普通とは違いますが、「のんびり暮らせていて、とてもいい。」と言っていました。

ーーー

参考:大同生命 https://www.ganbarusite-daido.jp/report/personnel/bp300049/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US
ぶちこふ
大学生時代は解剖学教室で骨形態の研究、査読論文執筆掲載。元日本解剖学会員、元健康運動指導士。 美容整体院での施術歴が長く、現在はフリーの整体師となり、日本古来の療術にハマっています。 技術・知識・人間性総じてまだまだ発展途上ですが、向上していくよう精進します。